職とはしごとであり、しごととは
社会とのつながりを持つ手段
すなわちカセギとツトメである
とする説に共感します。
カセギ・・・生計をたてるため手段
ツトメ・・・社会的な貢献や奉仕
つまり、人は
稼いだり奉仕し、それをしごととして
自分の役割を定めていったのです。
自分の役割とは
職場での役職であったり
家での立場(父親、子供)であったり
自治会の会長だったり
子供の運動チームのコーチだったりします。
(じぶんのなかで)比較的得意なことを
カセギを生み出すことに用いたり
比較的興味がわくことを
行って結果的にツトメをおこなう
・・・と書いてはみたものの
そんなに楽な話ではありません。
よく、「好きなことを仕事にする」
なんてかっこいい言い草がありますが、
そんなことができている人なんてごく限られてますよね。
逆に、
「仕事はそんなに甘くない」
といって、我慢や妥協が大切とばかりに
日々歯ぎしりしているのが現実なのかもしれません。
そうなると
職業としての整体師って
カセギはそこそこ、
ツトメとしても社会性があり
転職、天職対象としても
イメージしやすいのかもしれませんね。
そんな失敗を繰り返しながら
口コミは母親グループから
幼稚園に隣接する教会のコミュニティに広がりました。
近所の方々も続々と予約を入れてくれました。
「タダほど高いものはない」
と最初は思われていたフシもありましたが、
「タダなら試してみよう」
という方がほとんどとなりましt。
ついに無料施術体験者数がのべ263名となって
1ヶ月の期間が終えることとなりました。
無料体験という試行は、
自信のなさの裏返しともとられる恐れがあったり、
1ヶ月という期間も、
業界の慣例としては異例中の異例だったようです。
今思えば冷や汗ものですが、
地縁も血縁もない場所で、
なんとかたくさんの施術体験を短期間で行うことができました。
それもこれも、
6月末に店舗を借りておいたことがスタート。
つくづくアクションの重要性が身にしみました。
講師の先生方はもちろん、織田先生、加賀谷先生の後押しがなかったら今頃はこんな文章をかける段階にはいたってなかったでしょう。 ありがたいことです。
店頭も飾りました。
口コミ以外でも地域の人たちにも体験してほしかったので
「リセット療法無料体験会」
とA4サイズに1文字ずつ印刷して
店舗のガラス一面に10数枚ぺたぺたと貼り付け
告知をしたわけです。
口コミは1週間で徐々に広がりました。
無料体験告知カードは、ゴミ箱に直行しないように
ラミネート(パウチ)をして配りました。
でも、飛び込みは少なかったのです。
後で聞いた話では
「無料体験」という言葉には否定的なイメージがあって
「いったい何を買わされるのだろう」と
物品販売と勘違いされていたようです
幼稚園が夏休みの間は、子供達は家にいて、
お母さんたちは身動きできない。
休み明け9月に告知を始め、9月末を目処に
お母さんの口コミパワーをテコにして体験会を開こう。
子育て世代はお金にもシビアだから、無料で。
回復法のよさを知ってもらうためには、何度でも無料に。
それも1~2週間では何度も来てもらえないので、
1ヶ月ぶっ通しで無料にしよう!
1ヶ月の終わりには、口コミも広がり、
有料化に弾みがつくはずだ!
と、かなり強引な仮説をもって
9月末より体験会が始まったわけです。